医療現場での食事摂取について

私は現在精神科の病院で作業療法士として勤務している29歳男性です。
私が勤務する病院では、最近高齢化が進んできており、患者さんの身体能力の低下が深刻化となってきています。
その中で、特に気を使うことは患者さんの食事の摂取です。
医療の現場では食事摂取はとても重要視されており、食事が上手くとれないと薬なども飲めずに飲んでも効果が無くて、病状の悪化や改善が見込めないために、色々な訓練や工夫がされています。
私は業務内容的にもリハビリが専門分野のために、嚥下訓練なども行っています。
患者さんの中には首周囲の筋力の低下や、口腔内の状況などにより上手く食べ物を飲み込めない患者さんがいます。
そのような人は、無理に食事を摂取しようとすると、誤嚥性肺炎と呼ばれる症状をきたします。
嚥下が正常に行われない事で、食べ物が気管の方へ入ってしまい、肺に炎症がおこり、熱発しその後身体的に寝たきりになる患者さんも多いです。
その予防のために、嚥下訓練を行います。
訓練にも色々あり、レベルに合わせて首周囲の感覚を刺激して、飲み込みやすい物からスプーンで他動的に摂取してもらうやり方や、

食事前に運動を行うものもあります。
患者さんに大きな口を開けて声を出してもらい、口の周囲の筋力の強化や、お腹の筋力の強化を行います。
嚥下の際に使用する筋力は直接的に鍛えにくいために、間接的に鍛えるようにしています。
少しでも患者さんが食事が正常に摂取できるようにこれからもリハビリなどを行っていきたいと思っています。